真剣度3割Pのコミュ考察置き場

感情が高ぶったときにだけ更新されるブログ。

WINGを通して見る平行線の美学

どうも、真紅です。お久しぶりです。

 

誰かと共感したい…いや、書き残しておいて自分が誰かに話をする時に

見返す程度でも良い。とにかく何か形にして残しておきたくて書いてます。

WING実装直後の鈴木羽那の事、そして将来的な所の話まで極力冷静にまとめられる

ように頑張りました。

 

WINGコミュに関するネタバレを過分に含みますので、読まれてない方はブラウザバックでお願いします。

 

 

 

鈴木羽那という子について

 

シャニマスより先行してコミュが解禁されています、シャニソンの方で

既に知ってるよ!という方も多いかと思いますが、改めて確認しておきましょう。

 

明るく純で、穏やかかつ素直な性格の『性のアイドル』。
表情が豊かで屈託のない様子が自然
に人を惹きつける。

 

 

自分はこの時点で首を傾げてしまいました。というのも、

シャイニーカラーズというコンテンツは“実在性”を売りにしているが故に

どこにでも良そうな苗字、名前でより親しみ易くなっていると勝手に思っていたのですが、

そこに“天性”などと言う言葉で紹介されて来た時には???????ていう違和感を感じ、平行線の美学という曲の歌詞を照らし合わせて少し見えたものを書いて行こうと思います。

今の時点で考察できる事は限られてますし、考察して深読みしすぎなのかもしれないの覚悟で書いてますので、適当に流し見して貰えると助かります。許して。

 

 

 

羽那とPの出会い

 

さて、物語が始まりPはSNS上で羽那の事を知ります。

ただ、投稿主の友人を紹介していた程度の露出だったにも関わらず、

連絡をとって、岡山の学校まで行って、極めつけは

 

高校を卒業するまで待ちます!

 

だったので熱量高くて非常に好感度が高かったんです。

そう、この瞬間までは。

Pと羽那の2人の関係がどういう風で、距離感とかの話はまた後半でお話しようと思います。

 

 

羽那とPの関係性

 

シャニソンの時から羽那はPに対して好意的、もしくは挑発的なまでにあざとい発言をしています。これを“魔性”のような言葉で一括りにするのは簡単です。

でも、投稿したであろう羽那の友人経由で連絡を取って、岡山まで飛行機を使って

行って、高校まで待つとまで言ってくれる羽那に一目惚れと言っても過言じゃない熱量のPにどうしてそこまで積極的に行くのか?

自分はこれは羽那がPを信頼したくてわざと試すような発言をしてるんじゃないかと思ってます。

それを裏付けるように、コミュ「なんでもしてくれる人」では夜でも寮に会いに来て欲しいと伝えながらも、Pがそれに答えると

 

 

と言っているので、少し困らせて見て信用できるのかどうか様子を見ているのだと思います。

どうして羽那がそういう行動を取るのか…は次のコミュ「ものすごい才能?」で

物語が進むのと同時に、鈴木羽那の謎が紐解かれていきます。

 

 

羽那とPのすれ違い

 

コミュ「ものすごい才能?」では初めてのイベントでのお仕事から始まります。

その様子ですが…

 

 

 

あれ?俺いる?????????????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません、悪ふざけが過ぎました…。本題に戻ります。

この様に順調に仕事を進めていく羽那。それを見たPは羽那に感じた“何か”を

ルックスに加えてコミュニケーション能力も優秀、アイドルに必要なもの全てを持っているのではないかと期待をします。

 

しかし、撮影の仕事になると上手くいかず、リテイクの連続を繰り返すことになります。ここでのPですが、

 

はい。

 

自分でスカウトしてきておいて旨い話を求めてるのは個人的にはちょっとマイナスです…。

しかも選択肢次第では、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

羽那にこんな事を言わせてしまうPは本当に反省して欲しい。遺憾の意を表します。

 

 

怒りも冷めやらない所ですが、ここでPが羽那に“期待”をすることで、

上手くできなかった事への“期待外れ”を感じ取ってしまいます。

 

ここで平行線の美学の歌詞を見てみると、

 

断線間近の憂鬱を 耐えきってつぶやく

どうせ期待を越えない予定調和だって

私は違うって乱れない隊列

自己主張は目一杯

 

1番のAメロですが、

断線間近な物を、羽那自身の事として当てはめて見た時に、

ルックスの良さや人あたりの良さから求められる期待値が高く、

期待以上になれず、自分でできる精一杯をやってる事を伝えたいのかなと感じました。

Pへのアピールも、もしかしたら人懐っこい子を際立たせるための自分なりの

“自己主張”なのかもしれないなと感じました。

 

 

以上のことから、平行線の美学に繋がるようなPと鈴木羽那は283プロに来る以前、それこそあった時点から既にかなり大きな“すれ違い”を抱えていたんじゃないかな…と思ってます。

 

 

ここまで、後ろ向きな話ですがここから少し変わった視点での話になっていきます。

 

 

 

 

美しいままでいるという事

 

 仕事を順調にこなす中で、Pは羽那の事を“銀河一”“心まで美しい”と呼ぶ人に会います。担当アイドルが褒められているけど、何か引っかかるものを感じ素直に喜びきれない感情を持て余していくP。

 そんな日が続いていたとある日、イベントスタッフの人が推していたというアイドルと羽那が似ていて、人気もあったのに何故か引退してしまったという話を始め、そこに自分が羽那に抱く感情や言葉に表せない惹かれた“何か”があるんじゃないかと思い訊いてみることに。

そして引退するに至った理由こそわからないけど、

 

 

人気が出れば当然多くの人に見られることになり、他人からの妬みや相手に抱く

負の感情などに晒される事により、デビューする前に持っていた輝きを維持できなくなり、結果引退することで綺麗なまま終わらせる、ここでの表現で言うところの美しいままで終わらせるために引退したんじゃないかと。

 

もちろん1人のファンの意見だからそれが真実かどうかを確かめる術はない。

でも、それが羽那にも当てはまるのだとしたら…

個々人の輝きを見出し、煌びやかな舞台で輝くことを手助けするプロデュースという

行為が、自らが連れ出した事で1人の女の子の輝きを失わせる結果に繋がってしまうのではないか…

 

そう考えた時、始めて羽那の立場になって考えることをした時に

周囲が羽那の事を認め綺麗だと、美しいと言っても

本人がそれを感じられるのか――――

ここで始めて羽那の気持ちに少し寄り添い始めます。

 

ここからWINGに向けて本格的に話が進んでいきます。

 

 

羽那の行動原理

 

コミュ「彼女のステージ」で羽那は順調にイベントをこなし新人アイドルとしては十分なくらい人気者になりステージに立っている。でもPはもっと大きな舞台で輝いている姿がみたい。

でも、羽那がどう思っているのかがわからず思わず訊いてみることに。

すると、

このような選択肢が出てきて選ぶことに。

詳しくはご自身で見て頂ければと思いますが、この選択肢のどれを選んでも

 

のように、自分の意志で行きたいという表現をしていないのです。

このコミュはシーズン後半になって見れるのですが、思えばシーズン1が終わった後、

オーディション勝利後も“Pのお陰”のような話をしていたような…

そして、その際にPは実力や努力に関して褒められる時、羽那は…

 

 

 

このはぐらかすのは、自分に自信が無い事を誤魔化してるんじゃないかと思います。

現にライブ直前などでは、Pから人によっては重く感じるくらいの台詞・感情を貰いライブに臨んでいます。

平行線の美学の歌詞の中で、

 

嫌いなわけじゃなくて 虚しいんだ

 

とあり、虚しいは【空虚】とか【中身がない】と言った意味で用いられる事を考えると

鈴木羽那は純粋すぎるが故に自分の意志が非常に希薄なんじゃないかと思ってます。

裏表の表情が異なるような事も見受けられず、現時点での考察なので余りここまで考えてもミスリードの可能性はありますが。

 

そんな印象を受ける羽那にも、WING出場が決まる頃には心情に変化が見られます。

Pは自分が羽那を連れ出して来た以上、アイドルとして輝かせてあげたい。

でも自分の独りよがりで苦しめているんじゃないか悩んでいる事を羽那に打ち明けます。

 

 

ここで羽那は

この一瞬の間に羽那の感情が込められていると思います。

岡山まで自分の為に来てアイドルという道を示してくれたP。

そして、連れ出してくれた後も自分の為になってるか親身になって悩んで

くれる姿に、ようやく少し気持ちを見せても良いかもしれない…

そんな葛藤の末出てきた台詞だと思うと心打たれるものがありますよね。

 

深読みしすぎだろ!!!って思われると思うのですが、実は敗退コミュでも

 

これはPへの依存とも取れるかもしれませんが自分はそうではないと思います。

Pが自分の為にしてくれていた事を理解した上で、自分ができる事をした結果を受け入れて想いを伝えているんだと思います。

上に行くことに特筆してこだわりが無い羽那と、大きな舞台で活躍して欲しいPの間ですれ違ってはいるものの、互いが互いを理解し合おうとしている歪ながらも非常に良い関係をWINGまでの間に築けていたんじゃないかと思います。

 

話は戻って上記の話もある通り、準決勝以降はある程度信頼関係も固く口を挟む余地もない良いやり取りをしながら鈴木羽那がついにWINGで優勝を果たします。

 

 

 

 

優勝後の羽那の心境の変化

 

WING優勝後、羽那への仕事のオファーなどを受けるのに追われ、羽那に会えないと嘆くP。お前は何をやっているんだ。

 

チャンスを不意にしないために仕事をこなしながらも

連絡だけはしっかり入れる。そこは偉い。

仕事も落ち着き、羽那から返信が。その内容が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これだよ!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

困らせる事はしないと言って“線引き”をしていた羽那が、

【会いに来て欲しい】という自分のお願いをここで言う事の

大切さを…。

確かに羽那とPの間に信頼関係ができあがった瞬間だと思います。

 

 

 

 

最後に

 

WINGコミュをほぼ順に追っていくだけではありましたが、思った以上に平行線の美学について掘り下げられなかったな…と痛感しています。

曲の歌詞と絡めようとするとコミュの話より曲の歌詞の話に重きが行きがちなので、

改めて別記事を書いても良いのかな…と思いました。

 

また、将来的に羽那がどういう風に精神的な変化や成長をしていってくれたら嬉しいかという個人的な話だけさせて頂こうかなと思います。

 

まずは、コメティック内でのはるきやルカとの関係性などがどう変化し羽那自身や他2人に影響を及ぼしていくのかに目を向けて行きたいなーとは思ってます。

そして個人単体としては、近いうちに来るであろうソロ曲や感謝祭、GRAD・LP・STEPなどを経て、今時点では自分のやりたいことが定まらない(強いて言うならPの望みが自分の望みになっている状態)を脱却して欲しいなと思ってます。

 

羽那自身が何かやりたい・目指したいものを見つけた際に得られる景色が美しいものであることを願って締めの言葉とさせて頂きます。

 

拙い場所、考察が甘い場所多々あるかとは思いますが、お付き合い頂きありがとうございました。

 

また気が向いたら書きます。